鳥の種類と生態・防鳥対策 | 「防鳥ネット・鳥害対策専門サイト(株式会社ナガノ)」福岡・山口・九州近辺の鳥よけ・ハトよけ・防鳥対策

鳥の種類と生態・防鳥対策

鳥によって習性も鳥害もさまざま
種類に合わせた対策が必要です

一口に『防鳥対策』と言っても、鳥の種類によってさまざまな対策方法があります。
鳥の生態・習性を知れば、どのような鳥害があるのかが見えてきます。ここでは鳥害の原因としてよくご相談が寄せられる5種について、習性と効果的な防鳥対策を解説します。

防鳥対策の鳥の種類の写真

ハトの生態・習性・鳥よけ方法

街中でもっともよく見かける鳥と言っても過言ではないかもしれません。
平和の象徴としても親しまれるポピュラーな鳩ですが、実は鳥害の原因となる鳥としても筆頭に挙げられます。公園や神社の境内などで見かけるように、昼行性で集団で行動する鳩は一日に体重の約1/10にあたる30gほども食事をします。その分フンの量も多く、前述のように集団で行動するのでハトに気に入られてしまうと膨大な糞に悩まされることになります。ハトの糞にはアンモニアと酸が含まれており、乾燥した糞が水と混じることで化学反応を起こし、鉄を腐食させます。2007年にはアメリカ・ミネソタ州で橋の崩落事故の原因となったことも。もちろん見た目や衛生面でも問題となりますし、群れの鳴き声も鳥害の一つと言えるでしょう。
帰巣本能があるハトへの対策は、まず『お気に入りの場所』にさせないこと。羽休め程度の段階であればバードピンやワイヤーなどでの対策も有効です。もしねぐらとして住み始めたり巣を作る段階まで進行してしまった場合には、物理的に侵入を防ぐ防鳥ネットしか効果的な対策はありません。

ハトの生態・習性・鳥よけ方法についての写真
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ハト対策によく使用される防鳥・鳥よけ商品

防鳥ネット

BF3バードネット

目合いが50mm以下の防鳥ネットが有効です。
注意しなければならないのは確実に侵入を防ぐために隙間なく設置すること。もしハトが侵入できる隙間が開いていると、ハトにとってカラスなどの外敵から身を守ることができる理想的な空間になってしまいます。ごく初期の段階であればバードピンやワイヤーで対処することも可能ですが、一度巣として認識した場所からハトを排除することは容易ではありません。
経験と技術を持つプロにネット設置を依頼するのが無難と言えるでしょう。

防鳥ネット・BF3バードネット

ムクドリの生態・習性・鳥よけ方法

ムクドリは日本全国に生息するスズメの仲間ですが、冬の間は寒い地域で減少し、九州などの暖かいエリアで増加すると言われています。田んぼや畑の害虫を食べてくれる益鳥とされていましたが、近年では都市部でもよく見られるようになり騒音や糞などが問題視されています。大きな公園や駅前の街路樹などをねぐらとすることが多いですが、屋根や壁の隙間などに巣を作ることもあります。ムクドリは天敵であるタカやカラスから身を守るために、大きな群れをつくる習性があります。ときには何万羽もの大群となって行動するムクドリが、一斉に鳴いたりフンを落としたりすれば、その被害は甚大です。とはいえムクドリは保護の対象となっているため、個人の判断で勝手に駆除することはできません。害鳥駆除業者に依頼するか、防鳥対策によってムクドリを建物に近づけないのが現実的な対処法と言えるでしょう。

ムクドリの生態・習性・鳥よけ方法についての写真
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ムクドリ対策によく使用される防鳥・鳥よけ商品

防鳥ネット

BF3バードネット

大きな音や強い光などで脅かす効果のものは一定期間が過ぎるとすぐに慣れて効果が薄まる傾向にあるようです。ムクドリの被害に悩まされた姫路市が駅前に特殊な音波装置を設置したものの解決には至らなかったというケースもあり、鳥害対策の難しい鳥と言えるでしょう。
ハトよりも一回り小柄なムクドリへの対策としては、目合いが15mm以下の防鳥ネットの設置が効果的です。ネットの強度が弱いと破られてしまうこともありますので、十分な強度があるかを確認することも大切です。

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スズメの生態・習性・鳥よけ方法

茶色と白の小さな姿と「チュンチュン」という可愛い鳴き声でなじみ深いスズメ。
『舌切り雀』や『かわいいかくれんぼ』など昔話や童謡にも登場するように、誰もが知っている野鳥の一種と言えるでしょう。収穫前の稲や麦を食べてしまうことから農村部での鳥害が主でしたが、都市部においても騒音やフン害も報告されています。カラスや猛禽類、ヘビなど天敵が多く、その天敵を避けるために人の近くで生活する習性があります。民家の軒下や屋根の隙間に巣を作ることがあり、群れの鳴き声による騒音と糞や羽による汚損・雨どいの詰まりなどの被害が発生します。巣への愛着が強く、一度巣作りしてしまうと追い出す段階から一苦労となってしまいます。忌避剤やワイヤーの効果は薄く、目幅の細かい防鳥ネットを隙間なく設置して侵入を防ぐのがもっとも効果的です。

スズメの生態・習性・鳥よけ方法についての写真
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スズメ対策によく使用される防鳥・鳥よけ商品

防鳥ネット

BF3バードネット

カラスや蛇に見える模型やキラキラ光るものを設置する鳥よけ対策も臆病なスズメを遠ざける一定の効果はありますが、次第に慣れてしまって効果が薄くなるとも言われています。体が小さいため鳥よけワイヤーにもおかまいなしに留まってしまいます。
もっとも効果的なのは目幅25mm以下の防鳥ネットを設置すること。羽休めする場所、巣を作りそうな場所に防鳥ネットを設置しておくことで鳥害を事前に予防することができます。

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カラスの生態・習性・鳥よけ方法

「害鳥」と聞くと一番にカラスを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
日本全国に生息しており、「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」「ミヤマガラス」「ワタリガラス」などの種類が存在します。中でもハシブトガラスは都市部に多く、鳴き声による騒音やフン、そしてゴミの散乱などの被害が問題となります。街路樹やビルの屋上、鉄塔など人間の生活圏に近い場所で巣作りすることがあり、繁殖期には威嚇・攻撃されるという被害も発生します。
非常に知能が高く記憶力も良いカラスへの対策は工夫が必要です。猛禽類や人型の模型のような鳥よけグッズを設置しても、数日で効果がなくなってしまいます。ワイヤーや防鳥ネットを使用して物理的に侵入を防ぐ鳥よけ対策が効果的と言えるでしょう。

カラスの生態・習性・鳥よけ方法についての写真
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カラス対策によく使用される防鳥・鳥よけ商品

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BF3バードネット

飛来したカラスが集まって騒音や糞などの被害がある場合には、屋根や鉄骨のようにカラスがとまる場所にワイヤーや鳥よけ用の剣山(バードピン)を設置するという方法もあります。
ゴミ捨て場を荒らされる場合にはネットの設置が基本的な対策となりますが、カラスは力が強いので目幅50mm以下のポリエチレン製ネットが推奨されます。単にネットを被せてあるだけだと隙間からくちばしを入れてゴミ袋を破ったり、ネットをめくったりすることがありますので、しっかりと固定できるように設置することが大切です。

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コウモリの生態・習性・鳥よけ方法

厳密には「鳥」ではなく哺乳類の一種であるコウモリも鳥害の原因となることがあります。
基本的に夜行性で、日没後に蚊、ユスリカ、蛾などの昆虫を食べるために飛び回っている姿を見たことがある人もいらっしゃるかもしれません。日本に生息するコウモリの中でも「アブラコウモリ」という種類は家屋の屋根裏や天井裏などに巣を作るため、夜間に聞こえてくる羽音や強烈な悪臭を放つ糞などの被害が発生します。
また、数多くの病原菌やウイルスを媒介しますので健康被害のリスクがありますので、建物への侵入を防ぐ対策が必須となります。蝙蝠は体が非常に小さいため、屋根瓦の隙間や通気口のようにわずかな隙間からでも侵入してきます。目の細かいネットで侵入を防ぐことが一番の防鳥対策となります。

コウモリの生態・習性・鳥よけ方法についての写真
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コウモリ対策によく使用される防鳥・鳥よけ商品

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BF3バードネット

コウモリは体が小さいので3cmほどの隙間があれば家の中に侵入してきます。
確実に侵入を防ぐためには目幅25mm以下のネットを隙間なく設置する必要があります。忌避剤が一定の効果を示すこともありますが、根本的に解決したい場合は防鳥ネットの設置が確実です。

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